適応障害は実は2回目
自己紹介の次は、私が休職した原因を話していこうかなと思います。
今、きついなと思っている人も、もしかしたら自分が想像している以上に限界を超えているかもしれません。
もし、同じようなことで悩んでいる方がいたら、心療内科に行くなり、自分で意図的にお休みをしっかりとってあげることをお勧めします。
読んでいて、「辛いな…」と思ったら、読まない方がいい精神状態だと思うので、無理せずお休みしてくださいね。
私は適応障害になったのは、今回が初めてではなく、大学生の時に一度経験しています。
大学生の時は、コロナウイルス流行が原因で、今まで家から出ないことがなかったのに、誰にも会えず、何もできない日々にストレス対処ができませんでした。
症状としては、何に対しても無気力で、食事とトイレ以外全く動かないような生活をしていました。
文章の理解スピードもかなり落ち、思考を全く整理できないため、とても苦しかった記憶があります。
そこで人生初の心療内科を受診し、先生との相性も良く、ゆっくりではありますが、薬を使いながら、回復していきました。(約3年くらいかな?)
症状がすべて回復したわけではありませんが、少しずつできるようになることが増え、
大学の先生方の協力を頂きながら、なんとか大学を卒業することができました。
適応障害の定義として、
日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。
日常生活の中で起こった出来事や環境に対してうまく対処できず、心身に様々な症状が現れて社会生活に支障をきたす状態をいいます。ストレスの原因が明確であることが定義上重要となります。
e-ヘルスネット(厚生労働省)「適応障害」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-041.html
参照日:2024/3/23
があります。
ストレスの原因が明確(コロナウイルス感染症流行により家を出られないストレス)
であり、それがコロナウイルスの対策が緩和される度に、なんとなーく良くなっていったような気がします。
ちなみにここ最近まで、文章の理解力や思考の整理力は中々回復しませんでした。
薬の効果が出るには、半年以上の時間がかかりますが、やっと効果が出てきて、認知機能の低下も落ち着いてきたのでしょうか。
思考の整理が出来るだけで、かなりパニックになることが減ったような気がしますね。
今回の適応障害
そんなこんなでなんとなく良くなってしまったのですが、またしても、適応障害になってしまいました。
今回のストレスの原因は仕事ですね。厳しい先輩も怖かったですし、
自分の仕事に対して、出来ない所ばかりが気になってしまい、仕事のたびに落ち込んでいました。
そうやって、自分自身で自分を追い詰めていき、ついに爆発!といった感じでした。
休職の1か月前は毎日のように泣いていました。
でも私自身は大丈夫だと思っていて、休職した当初は自分が休職なんて…と焦りと悔しい気持ちでいっぱいでした。
周りには「○○さん(私)は結構限界だと思うから、、、」とよく言われていました。
周りに言われていて分からないとは、人間自分のことは案外気付けないものですね…(笑)
という日々を送りながら、とある仕事の日に家で準備しようとしたところ、突然涙が止まらなくなってしまいました。
そして過呼吸になり、30分。
人生で過呼吸になったのは、初めてだったので驚きましたね。苦しかった…。
そこで初めて限界だったのだと気づき、お休みをいただきました。
そのあと、すぐに以前の心療内科を受診し、休職となったのでした。
2か月間ひたすら寝て休んで薬飲んでを繰り替えしていました、
2か月後に復帰して良いと主治医に言われたので、一度復帰しましたが、3日でリタイア。
自分では本当に信じられない、という感覚。全く体力が追い付きませんでした。
2日目の昼から、感じた事のない倦怠感が襲ってきて、3日目は朝行くだけで限界でしたね。
アドレナリンの限界だったのでしょうか。たぶんずっと張りつめてたんだと思います。
人間1日半はアドレナリンが持つのだと思うとすごいパワーですね。(笑)
そして、またまた心療内科を受診し、また休職。
しつこいですね、ここまで読んでいる人が何人いるか(笑)
心療内科の先生は「自律神経の切り替えが上手くいかなかったんだね~」と言っていました。
(ゆるみって大切、、、!)
自律神経、及び生活リズムの整え、認知行動療法を実施するために、リワークに通い始めて早1か月。現在に至ります。
私の症状を一例として知ることで、今「辛い、苦しい」と悩んでるどこかの誰かが
ひとりじゃないんだ。
そう思っていただけたら、幸いです。
でも、私は単なる一例で、症状は人それぞれ、辛いと感じる物事も人それぞれです。
あなたは毎日よく頑張っている!生きてるだけでほんとうにえらいです。生きるには結構エネルギー使いますからね。
心療内科受診を迷っている方へ
心療内科に受診することは、何も後ろめたいことではありません。ストレスに対して、現状を良くするために、少しでも生きやすくするための方法を知るために通うんです。
案外人はいっぱいいるし、同じ悩みを抱えている人は想像以上に多いです。
もちろんすぐには良くなりませんが…
周囲の目が気になるのであれば、話したくない人には話さなくていいんですよ。
親に何か言われるのが嫌だ!という人は言わなくていいと思います。
足を運んでみて、合わないかもって思ったら、先生との相性もかなりあるので、他の病院を試しに受診してみてもいいかもしれませんね。
もちろん行きたくなかったら無理していかなくていいです。心療内科をすごい推しているわけではなく、単なる一つの手段です。
まあ何事も無理する必要はないので、休みたい時はゆっくり休みましょう。
自分を大切にできるのは、自分だけですよ。本当に。
今日は少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
今日のあなたが少しでもゆっくりお休みできますように。
はる
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