一度壊れたものは元には戻らない

ふと思ったこと

最近、ぎっくり腰をついにやりました。（早すぎる）

もともと腰痛持ちではあったのですが、長時間かたーい木の椅子に座っていたら、腰が痛くて歩けないレベル…。

ぎっくり腰って急になるだけじゃないんだなと勉強になりました。

ぎっくり腰発生から、はや2か月程経つはずなのですが、これがまた中々よくならない。

というか、長時間立ちっぱなし、座りっぱなしなど、同じ姿勢を保っていると痛みが以前よりも強くなるようになりました。

一度身体が壊れると、綺麗に元には戻らないんだなあと痛感しました。

みなさん、体幹大事ですよ。体幹！セルフケアも！

メンタル面でも

”一度壊れたものは元には戻らない”と言いましたが、私はぎっくり腰の前にすでに適応障害で体験してたんです。

時間の計算が遅くなった

本を読むスピード、理解力が著しく落ちた

傷つきやすくなった

物事の整理ができない

思ったタイミングで動けない

とかその他いろいろ。できなくなったこと、意外とたくさんあるんですよね。

しかも結構日常生活に必要なことで…

でもこれってホントになったことがある人しか想像ができないと思うんですよね。

だから、「元気そうに過ごせていてうらやましいなあ」とか思っちゃったりして、

悔しいというか、悲しいというか。そんな辛い感情が押し寄せてくることが多々ありました。

でもある時、ふと思ったんです。

一度壊れたものは元には戻らないって当たり前だなって。

たとえば、

お皿は落としたら、割れます。

そして完璧にきれいに戻ることはない。

でも、金継ぎをしたら、新たな味のあるお皿となります。

またお皿の役目を果たすべく、活躍することが出来ます。

人間も同じようにできているような気がします。

壊れたものが戻らないなら、なるべく元の状態に近くなるように金継ぎすればいいんです。

完全には治らなくても、歩けるようになる時が来ます。

戻らなくて辛いこともあるけれど。

その辛さは、きっといつかあなたの良さに変わる時が来ると思います。

ほかの誰かが同じ思いを抱えていた時に、そっと背中に手を添えることができるかもしれません。

そして、新たな味を持って、また歩んでいきます。

私はそう思って、今はリハビリを頑張っています。

素敵で味のあるお皿になれるように、

前を向けなくても、立ち止まることがあっても大丈夫です。

ゆっくり一歩ずつ行きましょう。お休みもしながらね。

今日頑張ったあなたが、ゆっくりとお休みできますように。

はる

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